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失はれた日本人の心

 昨今耳にする、目にする日本のリーダー達の姿には声も出ない。人間としての自負が全く感じられない思いがするのである。

 私の住む街の隣に出水市があり、そこには武家屋敷の跡が残されている。今年のNHK大河ドラマに関連して「篤姫」ブームの観があって、見学者も多くなっているようだ。久しぶりにそこを訪ね、解説をされている方から説明を受け、一枚の資料を渡された。それを読んで、明治維新という大改革を担った薩摩の武士は、今の日本のリーダー達とは違っていたのだとつくづく思わされてしまった。「出水兵児修養掟」と題する一文は国を担う者の心得を余すことなく述べている。

 出水兵児修養掟

 士(し)ハ節義を嗜(たしな)み申すべく候。節義の嗜みと申すものは口に偽りを言ハず身に私を構へず、心直(すなお)にして作法(さほう)乱れず、礼儀正しくして上(かみ)に諂(へつ)らハず下(しも)を侮(あな)どらず人の患難(かんなん)を見捨てず、己(おのれ)が約諾(やくだく)を違へず、甲斐かいしく頼母(たのも)しく、荀且(かりそめ)にも下様(しもざま)の賤(いや)しき物語り悪口など話の端(はし)にもださず、譬(たとえ)恥を知りて首刎ねらるゝとも、己(おのれ)が為(な)すまじき事をせず、死すべき場を一足もひかず、其心鐵石(てつせき)の如く、又温和慈愛にして、物の哀れを知り人に情あるを以て節義の嗜みと申すもの也。

 今の日本のリーダー達に欠けたるもの、それがここでいう「節義の嗜み」だと思う。役所の入り口にも、国会の入り口にもこの言葉を書き示して心得としてもらいたいものである。いくら法律を作ってみても「節義の嗜み」に欠けた人が作ったものには「魂」がない。

 日本人は心を失った。それが今の混乱の原因である。原点にかえって心を見詰め直そうではないか。

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はじめまして。カミタクこと神山卓也と申します。

拙運営のHP「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「出水麓武家屋敷群訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN78.HTM
から、貴サイトにリンクを張りましたので、その旨報告いたします。

今後共、よろしくお願い申し上げます。

投稿: カミタク(リンク先は「出水麓武家屋敷群訪問記」) | 2008年6月28日 (土) 11時36分

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