地球の悲鳴 氷の大地が消える
連日の記録的猛暑である。地球温暖化が言われて久しいが、本当に大丈夫なのかと思ってしまう。NHKがテレビで放映していたが、日本の各地でも生物相に異常が多くみられるようになったという。クマゼミが大発生し、北限がどんどん北上している。海中にも異常が生じ、海藻が消滅して砂漠化が進んでいる。マガモの渡りに異常が生じている。等々平均気温にすれば僅かな値でしかないが、気温の上昇が原因と考えられているようだ。
「NATIONAL GEOGRAPHIC」が極地氷解」と題して温暖化の現実に対して強い懸念を表明した記事を特集している。
各地の氷河の後退が急速に進み、その速度は科学者の予想をはるかに上回るものであるようだ。自然は微妙なバランスの上に成り立っており、もしこのバランスが崩れれば、NHKが放映していたような異常現象が発生するのは避けられないようだ。この問題を自分たちの問題として認識し、自分たちの行動に反映させなくてよいのだろうか。
温暖化の原因として二酸化炭素の問題が言われている。だが二酸化炭素の排出を制限することに対してどれ程真剣に対応しようとしているのだろうか。世界一の排出国になった中国では30万KWの石炭火力発電所が一週間に三基の割合で稼働を開始しているという。第二位のアメリカでもこの問題に真剣に向かい合おうとはしていない。国民、いや人類は目先の豊かさに目を奪われ、その日その日を楽しめればそれでよい、と考えて行動しているように思える。自己を正当化し、現象を軽視する、そんな傾向がありはしないか、我々が育まれた地球の悲鳴に耳を貸さなければならない時が来ているのではないのだろうか。
各地に見られる気象の異常は人類に対する警告である。このまま人類が勝手な行動をとれば自らの滅亡につながる、その声を真剣に受け止めようではないか。
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